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“助け合い”の金融機関
信用組合は、“相互扶助”の理念に基づいた協同組織の金融機関です。「相互扶助」とは、お互いに助け合い、支え合うことを意味する言葉です。信用組合では同じ地域に暮らす人や、同じ業界・職場で働く人たちの預金を、必要としている組合員に融資しています。また、金融事業のほか、社会貢献事業にも積極的に取り組んでいます。
お住まいやお勤め先の住所など一定条件のもと、信用組合に出資をすることで、どなたでも組合員になれます。




信用組合は、組合員(お客さま)の利益を第一に考えた経営を行い、組合員の皆さまにも経営にご参画いただきます。
株式会社である銀行は利益を上げることが第一の目的になります。また、所有者である株主の利益を第一に考える必要があります。




私たち信用組合は金融業務を通じて、街に暮らす人々の日常、さまざまな業界の発展を支えています。何よりも大切にしているのは、お客さまとの距離の近さ。いつでも気軽にご相談いただけるように。困ったときには、いちばんに頼っていただけるように。いろんな職種の人が力を合わせて、働いています。
信用組合の経営戦略の企画・立案・運営を担うとともに、営業店舗がスムーズに業務を行えるようにバックアップします。総務人事、営業推進、融資、審査、監査、リスク管理、資金運用、企業支援など、信用組合の基幹業務が集まっています。
中小企業や小規模事業者、個人のお客さまを直接訪問し、毎日の売上金・定期積金の集金や、融資・資産運用のコンサルティングなどを行います。お客さまからの多様なご相談にお応えできるように、幅広い知識と行動力が求められます。
営業店舗の顔として、お客さまをお迎えする窓口業務です。入出金や振込、各種届け出などの受付の他、現金集計や伝票チェックなどの事務も担当します。お客さまと関係を構築し、地域とのふれあいを広げていく大切な業務です。
融資を希望されるお客さまをサポートする業務です。融資可否の審査をするための情報収集にはじまり、契約書の取り交わしや融資金の振込まで担当。税務・財務分析、不動産の評価など、融資判断のための専門知識も必要になります。
営業店舗の業務を後方から支えます。お客さまからの電話対応や、各種手続きの事務処理、書類の不備チェック、預金や定期積金の期日管理など、幅広い業務を担当。店舗の混雑状況などに応じて、他の職種のフォローにも入ります。




渉外担当
2021年入組
登山にハマってます。
関東近郊の山によく出没します。
あなたはなぜ、しんくみへ?
温かい雰囲気に惹かれて
母が金融機関に勤めていて、金融の仕事は私にとって身近な存在。就活の際は、事務職志望でいくつかの金融機関を受けていました。その中で、いちばん自分の素を出せたのが信用組合の面接でした。面接というより雑談に近くて、役員の方が何人もいたのに、他のどの選考よりも自然体でいられたんです。信用組合の場合は、事務職だけでなく、営業やその他の職種になる可能性があるのも分かった上で、最後は“人”で決めた形でした。
どんな仕事をしていますか?
おばあちゃんに引き止められています
1年目は、希望通りに事務職からスタート。預金の事務作業を通して金融の基礎を学びました。2年目から、現在の渉外担当に。自分に営業が務まるのか不安でしたが、今は仕事を楽しめています。1日に15〜20件ほどのお客さまを訪問して、積立の集金や金融商品の提案をしたり、たわいもないお喋りをしたり。あるお客さまは、「もう帰っちゃうの?まだいいんじゃない?」とお茶を注いでくれるので、後ろ髪を引かれながら次の訪問先へ向かいます(笑)。
仕事をしていて楽しいのはどんなとき?
お客さまのことを、深く知れたとき
新規でお取引が始まった、オープンして間もないコーヒー屋さんがあります。まずは、信用組合がどんなふうにお役に立てるかを知るために、オーナーさんとたくさんお話をします。これまで、どんな人生を歩んできたのか。なぜコーヒー屋を始めたのか。どんな店にしていきたいか。お話を聞くほどに、応援したい気持ちが強くなるし、なんだかコーヒーも味わい深くなる。なんとしてもお役に立ちたい!と、働く意欲が湧いてきます。
しんくみの好きなところは?
やっぱり、とにかく人がいいところ
外回りから帰ってくると、渉外担当の人たちと「今日はこんなことがあったよ〜」と報告会をするのが日課であり、やすらぎの時間。面接のときから印象はまったく変わらず、居心地がいい職場です。少し上の先輩から、何十歳も上の役員まで、みんな優しくて、困ったことがあれば何でも相談できます。たまに大学時代の同級生と話したりしても、この環境って恵まれてるんだなぁと思いますね。
8:30
出勤
店舗前の清掃(当番制)
8:45
渉外活動準備
訪問先のおさらいをしたり
前日の営業日報をチェックしたり
9:10
渉外活動
近隣のお客さまを担当
自転車で7件ほどのお客さまをご訪問
12:00
昼休み
同僚と昼食
お客さまでもある台湾料理店へ
13:00
渉外活動
午後も7件ほど。
弁護士や税理士などの
専門家同席のもと
課題解決支援を行うことも
15:30
ミーティング
店舗に戻り、店長・役席者に
課題解決支援の状況を報告
16:15
事務作業
現金・預金の収納、営業日報の作成など
17:30
退勤
明日の訪問準備を済ませて退勤


渉外担当
2023年入組
インドア派なんですが、
最近バイクを買いました。
(写真は営業用バイクです)
あなたはなぜ、しんくみへ?
金融なんて想像もしてなかったんですが
就活当時は特にやりたいことがなくて、漠然と興味のあったITやゲーム業界を中心に見ていました。そんなとき、就活アプリに信用組合からオファーが届いたんです。金融って堅いイメージだったし、「お金を借りるって悪いことなのでは?」くらいの認識で、金融業界で働くなんて想像もしていませんでした。ただ、大学で簿記の勉強もしていて数字は苦手じゃなかったし、自分を求めてもらえるなら挑戦してみようと思いました。
入組してみてどうでしたか?
ぜんぜん堅くなかったですね
後方事務を担当していた1年目のある日、締め作業の出納計算がどうしても合わなくて。緊張して焦っていたのか、何回計算してもダメ。「数字は得意です」と言って入ってきているのに…(笑)。結局、皆さんを1時間ほど残業させてしまいました。だけど、そんなときでも「大丈夫 大丈夫!一緒に数え直してみよう」と、みんな快く手伝ってくれるんです。日々、ここに入ってよかったなぁと思える瞬間がたくさんあります。
どんなときにやりがいを感じる?
お客さまから頼ってもらえたとき
現在は渉外として100件ほどのお客さまを担当しています。その中に、積立や融資返済の集金で定期訪問している居酒屋さんがあるのですが、先日「親族の相続を手伝ってもらえないかな」と相談をいただきました。私にできたことと言えば、司法書士の先生の紹介や、諸々の手続きの仲介業務ぐらいです。でも、定期的に顔を合わせているからこそ、何かあったときにも気軽に相談をいただける。自分がそういう存在になれていることが嬉しいです。
今後の夢や目標は?
誰かの世界を広げていきたい
外回りのとき、原付で移動する時間が好きです。他の作業はできないので、風に吹かれながら強制リフレッシュタイム。でもやっぱり、お客さまのことは考えちゃいますね。あの方はお元気かなとか、このあと何を話そうかなとか。その時間が心地いいから、インドア派だった自分が二輪免許を取って、高価なバイクを買っちゃいました。それができたのも、お金を借りる仕組みがあるから。そんなふうに些細なことでもいいので、誰かの世界を広げる仕事ができたらと思っています。
8:30
出勤
店舗前の清掃(当番制)
8:45
渉外活動準備
同僚の営業日報から
気づきをもらうことも
9:10
渉外活動
遠方地区を担当しているためバイク移動
集金業務や、預金・融資の相談対応など
11:45
昼休み
帰店して休憩室でお弁当を食べる
13:00
渉外活動
他店の担当者と一緒に
新規営業をすることも
15:30
ミーティング
店舗に戻り、預金や融資に関して
店長や役席者に相談
16:15
事務作業
現金・預金の収納、営業日報の作成など
17:30
退勤
明日の訪問予定を作成してから退勤


渉外担当
2020年入組
休日はもっぱら、スタジアムで
サッカー観戦です。
あなたはなぜ、しんくみへ?
地元を支える人たちを、支えるために
世の中には、いろんな業種、いろんな企業があるんだなぁ。経済学部で企業向け投資について勉強する中で感じたことです。自分が育ってきた街にも、きっといろんな企業や仕事があって、地域を支えてくれているんだろう。そういう人たちの役に立てる仕事ができたらいいな…。地域密着型のコミュニティバンクである信用組合は、自分がやりたいことにドンピシャでした。地元が大好きなので、転勤がないのも最高です。
しんくみで身についたことは?
お困りごとを引き出す「相談され力」
「ちょっと喋りすぎだな(笑)」それは、お客さま訪問に同行してくれた先輩からのアドバイスでした。毎日、個人宅や商店、企業などを回っていますが、実際、世間話も大切な仕事なんです。ただ、話好きな私は、つい自分が喋りすぎちゃって。その場を盛り上げることと、相談しやすい空気をつくることは違うんですよね。“聞く”ことに意識を向け始めてから、お客さまからぽろっと本音が出てきたり、新たな相談をいただくことが増えました。
今、頑張っていることは?
事業承継に関する勉強
地元に、こんなすごい会社があったんだ。こんな素敵なお店もあったんだ。そういう驚きや発見が多い仕事です。また、小さい頃から慣れ親しんだ商店や飲食店も数知れず。大人になって、地元がますます好きになっています。この先、地方は特に事業承継の問題が深刻になってきます。地域に雇用を生み出し、経済を回している企業の存続は、地域活性における重要課題。知識をつけて、少しでも自分にできることを増やしたいです。
今後の夢や目標は?
家族の次に相談しやすい人になりたい
会社や事業のことだけでなく、家やクルマのローンだったり、結婚や出産、就学などのライフイベントだったり。人生には、とにかくお金がかかります。でも、お金のことって相談しづらい。だからこそ、何かあったときに真っ先に頼れる人がいるって、意味のあることだと思うんです。この街に暮らす人たちに、「しんくみがある。私がいる」と、力強く言えるように、もっと成長していきたいです。
8:30
出勤
店舗前の清掃、1日のスケジュールの確認
8:45
朝礼・ミーティング
朝礼で営業目標の進捗確認
週に一度のミーティングで案件の進捗報告
9:00
渉外活動
個人・法人のお客さまを訪問し
ニーズに合わせた預金・融資の提案
12:00
昼休み
取引先の飲食店でランチ
13:00
渉外活動
午前に引き続き渉外活動
既存顧客だけでなく新規の訪問も行う
16:00
書類作成
帰店して活動報告をした後、
融資案件の書類作成や活動日誌の記入など
17:30
退勤
翌日の訪問予定を作成し退勤
年次の近い先輩と食事に行くことも


テラー担当
2021年入組
冬になると毎週のように
スノボに行ってます。
あなたはなぜ、しんくみへ?
最初は、求人を見つけて、なんとなく
もともと、人とコミュニケーションを取るのが大の苦手。高校時代、地元で就職するなら工場勤務か事務系かなぁ…と、なんとなく考えていたときに、事務系の求人として信用組合を見つけて興味を持ちました。ただ実際、人と関わらない仕事なんてないんですよね。しんくみは、とにかく人が温かくて、職場の皆さんやお客さまのおかげで心がどんどんほぐれていって。私も今では店舗の窓口業務や、ときには営業活動まで、楽しく取り組めています。
しんくみに入ってよかったことは?
大好きな人たちに出会えたこと
畑で採れた野菜を窓口に持ってきてくれるおばあちゃん。この前はナスをいただきました。私が通っていた小学校に勤めている事務員さんは、最近の学校事情をいろいろ教えてくれます。気さくに話しかけてくれる人、私を頼ってくれる人が、他にもたくさん。そして、今は別の店舗に異動してしまったけど、一番かわいがってもらった先輩。仕事のコツを教えてくれたり、悩んでいるときにご飯に誘ってくれたり。また一緒に働ける日を夢見てます。
自分が成長できたと思うところは?
もう、話しかけられても怖くない!
正直、最初はお客さまと接するのが怖かったです。知らないことを聞かれたらどうしよう。役に立てなかったらどうしようって。でも、1年目からいろんなことを経験させてもらって、後方事務の仕事で金融の基礎が身についたし、年次が上がるにつれて融資や為替の業務も担当できるようになりました。少しずつできることが増えて、点と点がつながってきた感覚があります。今ならもっとお役に立てる。どんどん話しかけてくださいって感じです(笑)。
これから頑張りたいことは?
頼もしい後輩になり、頼れる先輩になる
いつか大好きな先輩に恩返しすることを目標に、日々、頑張っています。新人時代は毎日のように助けてもらっていたけど、また同じ店舗で働けたら、前よりできることが多くなった自分が、少しでも先輩を助けたい。それから、最近新しく後輩ができて、より一層、気が引き締まっています。これまでいただいてきたものを、返していける自分になりたいと思います。理想の先輩像だけは明確。よし、まずはご飯に誘ってみよっと。
8:30
出勤
店舗前の清掃
8:45
始業
日報の確認、朝礼
9:00
開店
為替業務を中心に行い、
多忙時は窓口対応も
12:30
昼休み
お弁当を持参して昼食
13:30
為替対応
渉外担当者がお客さまから預かった
振込金などの処理
16:00
締め作業
1日の業務の締め作業
為替取引にズレがないかをチェック
17:30
退勤
定時に合わせて片付け
最後に施錠をして退勤


融資担当
2008年入組
小学生に週5でサッカーを教え、
土日は自分も大会に出てます。
どんな仕事をしていますか?
とっても重要な「融資」という業務
3つの支店で事務や渉外、融資などを幅広く経験し、2025年からは本店で融資業務にあたっています。都市部にある本店では、一度に大きな金額が動いたり、複雑な法律が絡むことも多く、弁護士や専門機関とのやりとりも増えました。これまでの経験を総動員して臨んでいます。融資って、すごく大事なんです。人や企業にお金を貸し、有効活用してもらうことで街が潤う。融資金の利息で、組合も成長できる。そんな好循環をつくるために頑張っています。
経験を重ねて、どんな力がつきましたか?
“融資判断能力”が上がったと思います
ある社長から「事業運転資金として1000万円貸してほしい」と言われたとします。若手の頃は融資の相談をもらうだけで嬉しくて、簡単に承ってしまいがちでしたが、金融のプロとしてそれではいけません。なぜ1000万円なのか。何に必要で、なぜ足りないのか。返済能力は十分か。そもそも、お金でしか解決できないことなのか?たくさんのお客さまとの関わりの中で、本当にお客さまのためになることを判断する力が、少しはついたかなと。
特に印象深いお客さまはいますか?
始まりも終わりも教えてくれたお客さま
若手時代に創業の支援をした設備工事の会社さんです。社長と一緒に創業計画を練り、無事に融資を実行したのですが、数年後のある日「破産申請をすることになった」と連絡をいただきました。ショックでした。早く相談をいただければ、打てる手はあったかもしれないのに…。いや、コミュニケーションを怠ったのは自分です。創業期だからこそ、もっと密に支援していくべきだった。そんな後悔とともに、現在の活動の指針になっています。
今、頑張っていることは?
不動産の勉強、そしてサッカーです!
不動産融資の案件が増えていて、商談が少しでも円滑に進むように勉強しています。金融の仕事は幅広いので、何を勉強しても役立つし、どんな経験も無駄にならないはず。だから、好きなことをやるといいですよ。私は、仕事以外はサッカーのことしか考えてません。今朝も体力づくりのために5km走って、退勤後も練習です。そういうのも、どこかでつながるもんですよ。たぶん…。融資判断はシビアにやらないといけませんが、そのへんは、ゆるくいきましょう(笑)。
2008年
入組。
後方事務としてA支店に配属
2009年
渉外担当にジョブローテーション
2013年
B支店に異動。
主任、係長を歴任
2017年
融資担当にジョブローテーション
2018年
C支店に異動し、
再び渉外担当に
2022年
課長代理に昇進
2025年
融資担当として本店に異動し
現在に至ります


業務推進部担当
2009年入組
日曜の夜、息子と銭湯に行くのが
最近の楽しみです。
どんな仕事をしていますか?
組合全体を推進する何でも屋さん
入組してしばらくは、営業店にて事務や渉外、融資などを経験し、2020年に本部配属になりました。本部には、総務部や融資部、監査部、コンプライアンス統括部などのさまざまな役割がありますが、中でも私が所属する業務推進部は仕事の幅が広く、組合の何でも屋さんのような存在。融資商品の企画や導入、全店舗の事務の統括管理、法改正への対応、サイバーセキュリティを含むシステム対応や、採用活動まで。組合全体を多角的に推進しています。
やりがいを感じるのはどんなとき?
組織を活性化できたとき。それから…
本部のミッションは、街に貢献できる信用組合をつくること。そのために、職員一人ひとりに気持ちよく働いてもらうこと。私たちが組織のルールを整備したり、新たな企画を導入することで、営業店の成績が上がったり、「働きやすくなった」という声が聞こえてくると手応えを感じます。ただ正直、今でも営業店に戻りたい気持ちも少しあるんです。お客さまと直接会えて、感謝されて。人の役に立つ実感が持てるのは、やっぱり現場ですね。
印象的なエピソードはありますか?
この仕事の意味を教えてくれたご家族
渉外担当になったばかりの頃、契約に苦労した住宅ローンの案件がありました。お客さまは若いご夫婦。土地や法律の問題が入り組んだ物件で、経験の浅かった私は四苦八苦しながら、なんとか契約をまとめたのを覚えています。数年後、たまたまその物件の前を通りかかったときに、申込人のご夫婦と、小さなお子さんが楽しそうに遊んでいる光景を見かけました。そのとき初めて、自分が何のために働いているのかを強く実感できた気がします。
これから頑張りたいことは?
しんくみの存在意義を発信していきたい
どんな仕事にも、大変なことはあります。それでも、自分が一生懸命に働く意味を感じられたら、気持ちは自然と前を向く。これまでの経験を活かして、若い職員や学生さんに、この仕事の素晴らしさを伝えていけたらと思っています。金融って難しそうなイメージがあるかもしれないけど、きっと大丈夫。頑張れば、一生お客さまに感謝される。必ず誰かの役に立てる。その喜びや誇らしさのほうが、絶対大きいですから。
2009年
入組。
後方事務としてA支店に配属
2010年
渉外担当にジョブローテーション
2016年
本店に異動。
融資担当にジョブローテーション
2020年
本部の業務推進部に異動。
課長代理に昇進
2025年
課長に昇進。
引き続き業務推進部で
頑張ってます!


お金を預かったり、貸したりするだけじゃない。
街とともに歩み、街のことを
いちばんに考える信用組合だからこそ、
できることがたくさんある。
やりたいこともたくさんある。
日本全国の信用組合で行われている、
さまざまな取組みの一部をご紹介します。
新規事業の創業を支援する
新しいお店や会社が生まれることは、街の活性化に欠かせません。信用組合が力を入れているのは“創業しやすい”環境づくり。地域を盛り上げる人を増やす
ために、さまざまな外部機関と
連携し、経営
相談やコンサルティング、資金援助を
行える
支援体制を強化しています。ある街では、
県
外から移住して鍼灸院を開業する人がいた
り、古民
家カフェが生まれたりと、この仕組
みが活発に利用
されています。
後継者問題を解決する
いつも常連でいっぱいの食堂。住民の信頼を集める町医者。人々を温めてきた銭湯。地域の暮らしに欠かせない清掃業者。街に必要とされるお店や企業でも、事業の担い手がいなければ存続はできません。例えば、経営リスクが事業承継の足枷になっている
場合は、
資金面のサポートや事業計画の見直し
をした
り、後継者が見つからなけれ
ばM&Aの提案や取引
成立までの伴走
をしたり。全国各地で、たくさんの
事業の存続を成功させています。
ビジネスマッチングを促進する
街の企業が、志をともにするビジネスパートナーと出会い、新たなビジネスチャンスを創出できるように。ある信用組合では、ビジネスマッチングで多くの成果をあげています。大学や公的機関、税理士や社労士、特許事務所などの士業の皆さまとも連携しながら、企業が日頃抱えている悩みを解決したり、産学連携プロジェクトが生まれたりしています。
地域の憩いの場を守る
ある地域では、他の協同組合と信用組合が共同で「子ども食堂支援プロジェクト」を発足。コロナ禍により生活困窮者が増加していた背景もあり、NPO法人が運営する子ども食堂に、食材や日用品の無償提供を行いました。誰でも利用できて、温かい食事を
みんなで囲める。そんな
場所があることが、地域の
人々にとって
どれだけ心強いか。こうした支援活動
は、街の豊かな未来への投資です。
金融リテラシーを育む
お金にまつわる正しい知識を身につけること。それは、一人ひとりが豊かな人生を送るのはもちろん、地域経済の活性化のためにも重要なことです。小学校から大学までの学生さんに対しては出張授業やインターンシップを行ったり、社会人向けに資産形成セミナーを開いたり。成年年齢の引き下げや、人生 100 年時代の到来という社会背景からも、幅広い世代に向けた金融経済教育を推進しています。
特産品を活かした商品をつくる
急速に過疎化が進む地域で、あるとき自治体から相談がきました。「この村を活性化するために、特産品を使って何かできないでしょうか」。そうして、自治体と協力して商品開発を手がけた事例もあります。開発したのは、その地域の特産品である果物や木の実を使ったオリ
ジ
ナルブランド。PRや販促活動まで信
用組合が担当し、
道の駅やオンライン
ショップのほか、首都圏の通販
会社や
百貨店にも販路を拡大できました。
地域通貨で経済を活性化する
「となり町のショッピングモールもいいけど、地元で買えるものもたくさんあるよね」。そんな空気をつくって消費活動を促進しようと、ある組合では電子地域通貨を発行。商店街や地域のお店で買い物をすれば行政からポイントがもらえる仕組みで、地域住民はもちろん、観光客へのPRも目指しています。また、地域でのボランティア活動にもポイントが付与されるなど、助け合いの促進にも一役買っています。
伝統工芸を未来につなぐ
江戸時代に生まれ、今も地域の人々に親しまれている伝統工芸品。しかし、つくり手の高齢化と後継者不足が問題になり、存続が危ぶまれていました。そこで行動を起こしたのが、信用組合の若手職員。地域の
伝統を後世につないでいくために、職人
さん
からノウハウを受け継ぎました。
また、地元の小学校
に出向いて工芸教室
を開くなど、伝統工芸の普及と、
郷土愛
を育むための活動を続けています。




信用組合・役職員の活動や、私たちが大切にしている想い、お客さまとのつながりを、公式YouTubeチャンネルで発信しています。全国で行われている地域支援・街づくりの紹介動画、著名人のインタビューや、「助け合い」をテーマにしたオリジナルムービーなど、コンテンツはさまざま。いろんなかたちの『しんくみがあるさ』を、動画からも感じていただけたらと思います。
信用組合イメージキャラクター桜井日奈子さんと一緒に、信用組合の特色や金融機関として果たしている機能・役割などをクイズ形式で分かりやすく紹介しています。
https://www.youtube.com/watch?v=D0Qhveg2kko
全国の信用組合のお客さまの事業を紹介しながら、信用組合との
つながりを描く動画です。
身近な助け合いをテーマとした作文を募集する「小さな助け合いの物語賞」の受賞作品を原作とした、心温まるパラパラ漫画を公開しています。
「食」「観光」「郷土」紹介など、地域に根差した信用組合だからこそ知る営業地域の情報を伝えるショート動画です。

